「あのピンク色のガネーシャってどこにあるんだっけ?」から始まった今回の週末トリップ。 まずはネットで「タイ ピンクのガネーシャ」的なことから調べてみるとバンコク近郊のチャチュンサオ県にあるらしい。 アクセスはほぼ一本道だしちょっと郊外のアウトレットモールに行ってくるかという感じで向かうことにした。
バンコクからガネーシャがあるチャチュンサオのワット・サマンラタナラムまでは距離にして約80キロほどの距離。 アクセスは非常に簡単で、ペップリー通り東に進み、パタナカーン、スクンビットSoi77(ソイ・オンヌット)、スワンナプーム空港を抜けて国道3001号線ひたすら東へ走る。その後、国道314号線にぶつかるので左折するとチャチュンサオの看板が大きく現れる。
自由さを演出する乗り物といえばバイク。 私の愛車HONDA Super Cub C100。 約50年前のクラシックスタイルです。購入後、何度も故障しているので遠出をするのがすごく怖い。でも、まぁ、その時はその時ってことで…… ちなみにMAX55キロしかでません。
バンコクを14時前に出発してひたすら国道3001号線を東に向かいます。 スワンナプーム空港を超えるあたりから交通量が少なくなるのでのんびりと向かう事に。
途中、沼地が多いエリアがあり道も悪路になる。 県と県を結ぶ道なのでトラックなどが多くちょっと危ないかもしれない。
そのまま道を進むと目の前にでっかい看板が出現。「タラート・クローンスアン・ロイピー(クローンスアン100年市場)」と書いてある。 流れるまま左折をして市場に向かう事にした。
そのまま200メールほど行くと市場に到着。ほとんど観光地化されていないのか大型バス、外国人観光客の姿は見えなかった。
百年市場内の様子。市場は運河沿いに面していてメインとなる通りが1本あるだけ。お店の多くは地元の方向けの商品を扱い。土産物になるものはほとんど置かれていなかった。 ずっと地元民のみが利用している100年市場という感想だった。
ふと上を見上げると蜘蛛の巣が多く「歴史深いんだな」と思ったが、良く考えてみるとただ掃除していないだけじゃない?
近くの川で取れた干し魚が売られている。
豚の顔なども売られている。
市場の一部が博物館のようにして使われていた。ここは市場のオーナーの旧家を保存してるそうで、建物の中を見物することができます。市場全体がわかるジオラマが置かれていたり当時の酒瓶や電化製品などが並べられているのでタイムスリップした感覚になる。
市場は毎日朝一から夕方6時くらいまで開いています。
アクセスはエカマイバスターミナルからバスが出ているので行きたいという方はバスターミナルで詳細を確認することをお勧めします。
タイ語:จะลงที่ตลาดคลองสวน ๑๐๐ ปี(クローンスワン・タラート・ロイピー)
博物館を過ぎ奥へと進むとブラウン管テレビを直しているお店があったり、
空き缶を加工して風鈴のようにリメイクしている店もある。 なんだかタイムスリップした気持ちにさせる。
お昼ご飯を食べるのを忘れていたので運河沿いでクイティアオ(タイラーメン)を食べることにした。
注文したバミーナームは35B(約100円)。 味は特に「うまい」という事はなかったが少しだけ風情があった。 ふと時計を見ると針は16時近をさしていた。 18時には日が暮れるのであわてて出発。
国道3001号線から国道314号腺に入り、その後304号線へと続く。そろそろ目的地のワット・サマンラタナラムの近くまで来た。途中差し掛かったバンパコン川では釣りをしている人の姿が目立つ。男性が友人たちと来ている姿もあれば、恋人同士や学生グループもいた。ここでまた悪い癖の寄り道をして何で何が釣れるのかを聞いてみた。 以前、バンパコン川で2mクラスの淡水エイが釣れるって聞いたのでまさかな……と思ったからだ。
エサとなるのは体調5センチほどの川エビ。 家の水槽でエビを飼っている身としてはちょっと心苦しい……
釣りあげられるのは淡水エイではなく、25センチほどのサカナ。 名前は聞いたけど忘れた。
っと、ようやく出発から約3時間。17時頃に目的地のワット・サマンラタナラムに到着です。 感想はとにかくデカい! その大きさは高さ22m、横幅16mとなっています。
「夢をかなえるゾウ」に願いを叶えてもらうには左のリンクをクリックしてAmazonで本を買うか、家来のネズミからガネーシャに伝えてもらう2つの方法があります。家来のネズミから伝えてもらう場合は、願いが通り抜けて行かないようにもう片方の耳を手で塞ぎます。
聞く気満々のネズミ。 「3倍のスピードで叶えてください」っと…
実はピンクのガネーシャの他にも巨大なオブジェあります。 川沿いにならんだ蛇神。
巨大な観音像。
建設途中の仏像もあります。
大きな蓮のオブジェがバンパコン川に浮かんでいるので乗ることもできます。
お寺内は厳粛な雰囲気かと思いきや、その横ではジェットスキーが爆音を響かせて水上を駆け廻っていました。 ワット(寺)・サマンラタナラムと言う名前ですが、どちらかというとブッダパークといった印象の方が強く「すごく儲かってる」感がしました。ちなみにお寺のウェブサイト・FB・アンドロイドアプリもあります。
HP:http://www.watsaman56.com
FB:https://www.facebook.com/WatSaman2556
そうこうしているうちに17時半過ぎに。滞在時間は約30分ほどだったけど目標達成で満足。途中バンパコン川から見る夕日が綺麗で、その後も夕日を追いかける格好でバンコクへと帰りました。
帰路の途中、空港近くで見かけたナイトバザール。金魚すくいがあったり、ビンゴがあったり、ムーガタ屋台があったりとノホホンとした雰囲気でしたが、一部熱気に包まれている場所を発見。
それは公共の場で行われていた賭け事。ゲームは3種あり、サイコロを3つ振って大小もしくはその数字を当てるもの。板で作られたパチンコ台のようなものでボールがどこのポケットに入るのかを当てるもの。500枚くらいのクジの中から1等の500Bを引き当てるもの。 どれも20Bからスタートのようです。ちなみにタイでは賭け事は違法でもちろん写真撮影は不可。 ただ、警察が普通に参加してたのにはタイらしいなと思った。
今回はクローンスワン百年市場とワット・サマンラタナラムの2か所だけしか見れませんでしたが、他にも「ワット・ソートーン」という有名なお寺があったり「バンマイ100年市場」「ナコンヌアンケットオールドマーケット」「サンドキャッスル・チャチュンサオ」などがあります。
次回は1泊2日で行ってみようかな。
2013年11月16日
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