バンコクのフリーペーパー「DACO」2012年9月20日号の「安全第一、楽しく走る。 そうだ、自転車に乗りに行こう!」に載っていた特集を見てバンコクの隣の県「サムットプラカーン県のバーンガチャオ」へ行こうと思った。 隣の県と行ってもチャオプラヤー川を渡ればいいだけなので実はワットアルンへ行くような感覚で行くことができる。
バーンガチャオはBTSプロンポン周辺からのアクセスが容易で本当に近い位置にある。バーンガチャオへのアクセス方法はいくつかあるがアクセスしやすいのが2つある。
1、スクムビット・ソイ24からラマ4世通りへ出てそのままカセームラット通りを突き進んでワット・クロントゥーイ・ノークの船着き場から行く方法。
2、BTSバンナー駅まで行きサンパウィット通りを突き進んでワット・バンナーノークの船着き場から行く方法。
今回は2のワット・バンナーノーク船着き場から行く方法を選んだ。
家からワット・バンナーノークの船着き場まではバイクで行くことにした。 到着するや否やすでにローカルな雰囲気が漂っている。アクセス方法は良いがツアーの取り扱いは少ない
さらに船着き場の方まで進むとバイクが船を待っている。
そう、ここワット・バンナーノーク船着き場から出ている渡し船はバイクも乗せることができるのだ! 渡し船の時間は5時~21時で料金は1人4バーツ。バイクは10バーツで渡ることができる。
乗船時間は約10分ほど。 大勢の人とバイクを載せて進みます。
休みともあってか水上マーケットへ遊びに行くタイ人の若い女性もチラホラ。 船内に外国人観光客は私しかいませんでした。
横目にはクロントゥーイ港が姿を見せます。 大型の船もすれ違う。
ワット・バーンナムプーンノークの船着き場へ到着。 ぞろぞろとバイクが出てきます。
船着き場で自転車を借りた。 料金は2時間50B 1日で80B 今回は反時計回りに島を回ろう。
自転車を漕ぎだすとすぐに感じるローカルな雰囲気。 いっきに時間がゆっくりと流れ始めます。
メインの通りから伸びているソイ(?)は横幅1mくらいで高さも1mくらいある。 ソイの中へ進むと車の音や人の話し声は全く聞こえなくなった。
進んだ先の民家前で遊んでいる姉弟。 昭和の雰囲気がしてどこか懐かしい気持ちにさせられた。
しばらく道沿いに進むとプラパデーン市場行きバス乗り場がある。 ちなみに市場までは8バーツ。
バス乗り場を過ぎてソイ・ペッチャフン57へと進みます。 ワット・バーンゴーブアの入口にもなっているので分かりやすい。
道を進むと曲りかどが多くクネクネとした道を進むことになる。 自転車で進む場合も鏡を確認っと。
地元の子供たちに遭遇。 「彼らの中ではこの島の中が世界のすべてなんだろうな」とか思うおっさんが自転車で通り過ぎていく。
この島の道はサイクリングロードになっているのである程度のルート標識が道に出ている。 今回の目的の一つ「Siamese Fighting Fish Gallery」まではもうすぐ。
目的地の「Siamese Fighting Fish Gallery」に到着。 日本語で言うところの闘魚博物館です。
http://www.fightingfishgallery.com
闘魚は通称「ベタ」と呼ばれ、オスのベタは背びれ尾びれが大きく華やかです。 もともとオスが縄張りを持つ種で、縄張り内に入る他個体を威嚇、攻撃する性質がある。飼育下でも、オス同士を混泳させると喧嘩を始めてしまうことから、2匹のオス同士を戦わせる遊戯のために飼われるようになり「闘魚」 「シャム闘魚」の名がある。また2匹のオスを瓶などで仕切りにいれると互いに背ビレや尾ビレやエラを最大限まで広げて体を震えさせてに威嚇し合う。これを 「フレアリング」と言う。
品種改良の結果、より気性が荒い強い品種ができていった。闘魚としての品種改良のための交配を重ねた副産物として、鮮やかな体色をもつものがあらわれ、美しさを求めてさらに品種改良が加えられ、目の覚めるような青や赤の体色で、ヒレの長い品種が誕生し、流通するようになる。
ベタの種類は大きく分けて下記のものがあります。
- 闘魚としての品種改良が加えられた品種群(プラガット)
- その後、観賞魚として色の美しさを引き出した品種群(トラディショナル)
- トラディショナル・ベタを元にして、更なる血統管理を繰り返し、ヒレが大きく扇状に広がり、様々な色調をもった個体(ショウベタ)
- 品種改良が加えられていない野生種のベタ(ワイルド)、これにはベタ属のほかの種類も含まれる
ベタを一通り満喫した後、BTSプロンポン駅から近いワット・クロントゥーイ・ノークの対岸にある船着き場を見に行った。ちょうど対岸から渡し船に乗ってサイクリングに来る人がいた。このローカル感たまりません!
時間は5時~22時 料金は10バーツ 自転車10バーツ
続いて市民の憩いの場シーナコンクアンカン公園に到着。
公園は広さ24万㎡。園内でツーリングをしたり、魚にエサをあげたり広場で遊んだりと市民の憩いの場になっています。
友達とサッカーをして遊ぶ昼下がり。
町の中心地を目指して自転車を漕いでいるとどこからか視線が…… ソイの奥からの視線が気になる。。。
バーンガチャオの中心地にはロータスエキスプレスとセブンイレブンがあり交通量も増える。 近くにあったお洒落なカフェ「Home made coffee」にてブレイクタイム。
Facebook https://www.facebook.com/coffeeinhome
45バーツの甘いモカを飲みながらダラダラ。水上マーケットへの道を確かめたりボケーと通りを眺めたり。
緑豊かなHome made Coffeeは手作り感のあるカフェでゆったりとひと時を過ごすことができた。
水上市場の入り口となるお寺ワット・バーンナムプンナイに到着。 自転車をとめて市場まで進む。
運河沿いにあるのがバーンナムプン水上マーケット。運河を中心に両サイド共に市場が広がっているが特に目を見張るものは売っていない。 ただブラブラ歩いているのは心地よかった。ダムヌンサドゥアク水上マーケットやタリンチャン水上マーケットよりもアクセスがいいので気軽に観光へ行けるのが嬉しい。
水上市場のレストラン(食堂)では一通りのタイ料理が揃っている。 ただ喧騒の中で落ち着いて食事をするような気持ちにはなれないので、クイティアオをお腹にかっこみそのまま市場を見学。
バーンガチャオに3時間くらい滞在したのでそろそろ船着き場へ戻ろうと自転車を漕いで行く。 あれ?こっちであってるのかな?
え? こんな道通ってないよな。。。 引き返すのもなんだし、そのまま行けるところまで行くことに。
しばらく進むとチャオプラヤー川近くまできました。 まだ、細い道のままだけど、ホームステイ用のゲストハウスも多く大通りまで近いのかな。
で、進んだ結果。 こんな道まで来てしまいました。 道幅約1m弱。 落ちたらチャオプラヤー川へ沈むことになる。
水門の近くでみた大トカゲ。本日2回目の遭遇です。 ちょっとビビりながらも1本道をひたすら突き進み大通りへ到着。 そのまま船着き場で向かいます。 ちなみにソイは街灯の間隔が離れているので日が沈むと暗く先が見えなくなる可能性があるので入らないようにした方がいいと思います。 下手したらソイから下に落ちます!
ワットバーンナムプンノークの船着き場で船を待つ親子。
渡し船でワットバンナーノーク船着き場へ 4時間のワンデートリップも終わりです。
日本から友人が来て気軽にローカルな雰囲気を味わいたいって時に便利です。 子供と一緒に休日サイクリングも楽しいかも。 また来たいです。
費用渡し船代 20バーツ(往復)
貸し自転車 80バーツ(1日)
アイスモカ代 45バーツ
クイティアオ代 30バーツ
合計 175バーツ
2013年12月8日
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