駆けろ北タイの国境地帯! 秘境をめぐるバイク旅 パート3

駆けろ北タイの国境地帯! 秘境をめぐるバイク旅 パート2

2018.04.25

3日目は少し長い距離を走ることになりそう。 ドイ・アンカーンからファーンへと山を下り、ドイ・メーサロン、ドイ・トゥンに寄り、タイとミャンマーの国境の街メーサイを目指す。 山道が多く景色が良い道を選び、気ままな感じに寄り道をして行きます。 そんな感じでオヤジ旅3日目のスタートです。

ナオヤさん編はこちらから
【第3話・遙かなるメーサイ】爆走800km! バイクで駆け抜けるチェンマイ&チェンライの旅

 


予定走行距離は200km

 

3日目 ドイ・アンカーン ー メーサイ編


朝起きるとホテルの朝食会場(ただのテラス)からロイヤルプロジェクトの農園が一望できた。 段々と畑になっていていて時期によっては一面に野菜が育った畑が目の前に広がるそうだ。 1年を通して早朝は寒いのでタイにいながら冬を体感できるのもいい。 それにニワトリの鳴き声と一緒に起きたのは久しぶり。

 


朝食を食べ終えてホテルの駐車場を歩いているとドイ・アンカーン産のイチゴが売っていた。 聞くと1パック20Bだという。激安! 1つもらって食べてみると小粒だが十分に甘みがあり美味しかった。 買って帰ろうとも思ったがこの後2日もあるので断念。

 


イチゴ以外にも、朝早くから市場の近くでは民族衣装に身を包んだ人たちが服や装飾品などを販売していた。 ちなみに昨日の夜、民族衣装を買った。 日が暮れると急に気温が下がり我慢できなかったのだ。 いい買い物でした。555

 


ホテルをチェックアウトしてロイヤルプロジェクト内の農園を進んで行く。 入場料は50B。 農園の大きさは直線距離にして3キロほどあるよう。 「これはバイクで行かないと」と走らせていくと休憩所にカフェがあった。

ドイ・アンカーン産のカフェを注文して店内をプラプラしていると、めっちゃ綺麗な風景の写真が飾ってある。 店員に尋ねると、この先5キロの景色らしい。

 


とりあえずコーヒーを飲みながら写真の場所をグーグルマップでチェック。 すると、ほぼほぼ遠回りなしで目的地のファーン温泉に行くことができるみたい。 これは「即決でそちらのルートを選択や!」さらにタイとミャンマー沿いの境目をずっと突き進んで行き、グーグルマップの地図上ではミャンマーに入ってるところもある。 うぉぉぉ! テンションが上がってきた。

 


農園から山道に入り脇道をそれるとプランテーション2000という場所に到着した。 少数民族のおみやげ物屋をするりと抜けて先の展望台スペースまで行くと…

 


うぉぉぉぉぉ!! 山の斜面に茶畑が!!! これはなかなかの絶景! ここを知ってる日本人はほんの一握りじゃないかと思われる絶景。 景色がワイド過ぎてカメラのレンズに収まらなかったけれど、山の斜面を利用して茶畑が作られているのでビューポイントからは一望できる。 ドイ・アンカーンに来たら必ず行った方がよい場所。

プランテーション2000

場所 こちら

 


プランテーション2000からさらにバイクを走らせてやって来た、タイとミャンマーの国境沿いにある村。 ってか、もうグーグルマップを見るとミャンマーに入っちゃってる状態。 本当にタイの果てという感じの素朴な村を突き進む。

 


っと、急に出てきましたタイとミャンマーの国境警備隊のゲート。 「僕たちファーンまで行くのでよろしく〜」と言うと「ん? 地元の人しか通ったらあかんよ…」って、グーグルマップにはこのルート示されてるのに! 通れないってどないなっとるねん!

「昨日は確かにチャオプラヤー川の源流に行くという観光だったけれど、今日は普通に国道(県道?)を通ってファーンまで通るだけなんですけど…」と警備員の顔色を伺っても通ることができなかった。 ラチがあかないので諦めミャンマー側の方を見渡すと…

 


ガスが出て空気が霞んでいるが、この景色下のカフェで見たやつだ! ここに雲海が出て奥の山(ミャンマーの軍事監視塔)だけ、ぽっかり空の上に浮かんで見えるようになっていた。 時期と運が良ければ見られるかもしれない。

 


国境警備隊の人が「この裏にはボーダーがあるから行ってみたらいいよ」と教えてもらいやってきたタイとミャンマーの国境。 特に視界が広がったりという訳ではなかったがちょっと面白い光景を発見。

 


もうガッチリ国境が分かれていて有刺鉄線と竹槍のバリケードが何重にもなっている。 もしかしたらの銃撃などに備えて土嚢が積まれ、穴が掘ってあったりしたのが驚いた。 今まで色々な国境地帯を見てきたが川で区切られたり、国境近くだったりしたので、こういった殺伐した光景は見てこなかった。 もしかしたら国境の山の中も知られていないだけでこのようにガッチリとした境界線が引かれているのかもしれない。

 


来た道をそのまま引き返しドイ・アンカーンの近くの道をすり抜けてファーンへの下山ルートに到着した。 かなり無駄が多かったけれど、まあ仕方ない。 気ままなバイクの旅にはつきもの。

 


ドイ・アンカーンからファーンへの道はかなり急な下り坂だったが、人の手の入った山の景色を眺めながら進むのは気持ちが良い。 オレンジ畑を駆け抜けてどんどん進むと国道に突き当たった。

 


出発して1時間ほどでファーン温泉のあるパホム・ポック国立公園に到着した。 さてここからが問題、事前のネット情報でも書いてあったが外国人の国立公園の入場料がすこぶる高い! タイ人の入場料の軽く6倍する。 なぜだ!? 観光客は税金払ってないからか!?

ガタ

こちらはタイに住んで10年以上! べらぼうに税金払っとるねん!(悲壮感)

と、しばらく交渉。 緊張と緩和、キレと逆ギレ、金あると金ない、を繰り返しめちゃめちゃ値下げに成功した。 そもそも国立公園で値下げして良いのかはさておき、交渉は成立してタイ人料金70Bのところを100Bで入場できた。

 


国立公園内に入ると平原に湧き水、いや、温泉が湧いてる。 そしてうっすらと硫黄の匂いが漂って来た。

 


そして、いきなりプッシャーっと間欠泉が湧いた! なかなかの迫力についつい駆け寄ってしぶきをかぶってみたりした。 熱湯のしぶきなので熱いのかなと思ってたけれど全く熱くなく雨が降ってるような感じだった。

 


温泉といえばこれ、温泉たまごでしょう! 普通のたまごの他にもうずらのたまごなどもありちょっと面白かった。 僕らはたまごを4つ(20B)購入し、温泉に入っている間に源泉につけておきます。

 


温泉は平原の端の方にある。 温泉にも色々と種類があり、足湯(無料)、共同風呂(男女別)、個室と気軽に楽しめる。 足湯以外は水着必須なので注意。

 


オヤジ2人で個室風呂に入るのも気持ち悪いので共同風呂へと直行。 って、これ温泉というより温水プールのようなんですけど。 確かに温泉なんだけど情緒がないというか、ノービューというか、どう見ても完全に泳げない温水プールです。 はい。

 


なので水着のまま、そばの足湯に移動。 深さ30センチくらいの風呂にねっ転がり大自然を満喫。 有料の共同風呂よりもこっちの方が無料なのに開放感、お湯の温度的にもちょうど良い。 ロッカーだけ借りてこっちを利用するのがオススメかな。

 


たまごを源泉につけていることをすっかり忘れて、足湯で全身浴を楽しんでしまった。 ダッシュで戻り引き上げて殻を向いたところ。

やはり40分くらい浸けていたのでだいぶ固まっていたが、ひとくち食べるとうめぇぇぇ! 意外とちょうど良い硬さで2個ペロリとたいらげた。

ファーン国立温泉

場所 こちら
料金 タイ人50B 外国人300B 自転車10B バイク20B 車30B バス200B

 

 


ファーン温泉を出発してメーサロンを目指す途中にタートンという小さな町を少し見てみることにした。 タートンは以前から「地球の歩き方」になぜか紹介されている町でちょっと気になったのだ。 ガイドブックは「特に何もない町」と書かれているが、何やらここを流れるコーン川をボート下りチェンライへと行けるらしい。

チェンマイからチェンダオへと向かってる途中で「チェンマイ ー タートン」と書かれたバスがよく通り過ぎていたので、チェンマイからの直行便が出ているのだろう。 チェンマイからタートンへ来て1、2泊してチェンライへとボートで向かう。というボーっとした旅行もなかなか良いのかもしれない。

 


タートンを流れるコック川の近くにワット・タートン(Wat Thaton)というお寺があったので、お寺の高台まで登ってみると街が一望できた。 街はコック川を中心に栄えており小さな商店が並んでいる。 写真の左手はもうミャンマーの国境が迫り、右手の方には水田が広がっていた。

 


コック川では漁をする人や川遊びをする子供達の姿がちらほら。 少しばかり高台で風にあたり再びメーサロンへと向けて走り出す。

ワット・タートン

場所 こちら

 


タートンを出発してしばらく経つとチェンライへと入った。 チェンライに入ると景色がガラリと変わり山と畑が広がる。

 


しばらく走りメーサロンへ向かう途中で一度ガソリンを補給。 田舎過ぎるのでガソリンスタンドという概念はなく、自動販売機のような自動給油機と言っていいのか? そう言ったものにお金を入れて給油。 そのまま県道をそれて山道へ。 メーサロンへの道はかなり厳しいが峰を走る道が多いので景色がとても良い。

 


山道に入り30分ほどでメーサロンに到着した。 到着後、真っ先に向かったのが「雲南麺餃館」。 そう、この日はまだ温泉たまご2つしか食べていなかったのだ。 時刻は16時ごろ遅めの昼食にありつく。

雲南麺餃館は国共内戦終了後、国民党と共にメーサロンに住みつき3代で70年続く雲南麺の名店。

 


朝4時から豚骨を煮込み香辛料を効かせたスープに自家製の歯切れのよい麺、豚肉、ワンタンがスルスルと胃の中へと吸い込まれている。 空腹での食事だったので胃にガツンとくるかと思ったが、どこか優しく懐かしい味わいにペロッと一杯軽く平らげてしまった。

一緒に注文した餃子は噛み締めると肉汁がどっと出てくる……ということはないのだが、しっかりと味が締まっていてあまり油っこくない分すごく食べやすい。 この時はバイクを運転していたので叶わなかったが、次回はメーサロンに1泊して餃子とビールで一杯やりたい。

 


食事をしている最中、隣のテーブルをみるとその場で餃子を作っていた。 親子3代で守り続ける手作りの味はまさに完璧。 チェンライからだと1時間半〜2時間ほどかかってしまうが来る価値大ありの名店だ。

雲南麺餃館

場所 こちら
時間 7時〜17時半 無休
電話 0-5376-5185
料金 ワンタン麺40B 餃子40B

 


メーサロンの町で胃を満たしながらナオヤさんと相談した結果、ドイトゥンは日没に間に合わないので明日の早朝に持ち越すことにした。 メーサロンの観光は特にせず、お土産のハチミツを買い、そのままドイアンカーンの茶畑へ移動。

もともとメーサロンでは山岳民族らがケシの花を栽培していたが、一帯をロイヤルプロジェクトにより代替作物としてお茶の栽培を始めたそうだ。 ここのプランテーション101もロイヤルプロジェクトの1つ。 メーサロンの山肌に茶畑が広がる。

 


道路を挟んで反対側にお茶会館のようなお土産物屋があり、そこでメーサロンのお茶をお土産として購入。 メーサロンはタイきってのお茶の生産地としても有名。 そのお茶会館の入り口に茶摘み用のカゴが貸し出されていた。

「20B払えば茶摘みできるの?」と聞いてみると「これは写真撮影用のカゴだから茶摘みはできないよ」とのこと。 インスタ映え用に茶摘みのカゴレンタルとかやるねぇ〜。

 


メーサロンから山を下り国境の町メーサイへと北上して行く。 本当はドイトゥンへの山道を通り北上したかったが日没が近づいていたのでルート変更を余儀無くされた。 ミャンマーへと続く道は北に進むにつれて車と店の数が減ってくる。 「とうとう国境まで来たかー」とちょっと浸りながらバイクを走らせること1時間ほどでメーサイの町に到着した。

メーサイは国境の町らしく少しだけ殺伐とした雰囲気。 国境までたどり着いたことを互いに祝いながらホテルへとチェックインした。

 


国境の周りには屋台が出ていたが疲れていたのでシャワーを浴びマッサージに出かけた。 マッサージをしてくれた子がたまたまミャンマー出身ということもあり、「この辺においしいミャンマー料理の店ない?」と聞いてみたがミャンマー料理は意外と少ないみたい。

マッサージを1時間半くらいして近くのタイ料理店で食事。 この日は11時間くらい観光と移動していたのでグッタリ疲れていた。 軽くビールを飲みそのまま就寝。 もう若くないな。。。

駆けろ北タイの国境地帯! 秘境をめぐるバイク旅 パート最終話

2018.05.01

2018年3月25日

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