タイの労働許可証(ワークパーミット)用の健康診断で注意したいこと

ガタ

こんにちは。 ガタ(ushirogata_bkk)です。 

タイで労働許可証(ワークパーミット)を取得する、または更新する際に必要な健康診断書。 以前は家の近くのローカルなクリニックで診てもらいサクッと発行してもらっても問題ありませんでしたが、しばらく前に診断書のフォーマットが変わりました。

今回は「失敗しない健康診断書の取得」ということで、バンコクの3大私立病院のひとつであるサミティベート病院で労働許可証(ワークパーミット)用の健康診断をしてきました。 その際の手順や注意すべきことをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

 

タイの労働許可証(ワークパーミット)取得に必要な検査とは?

2018年6月現在、下記の6疾患にかかっていないことを病院で検査し、証明してもらう必要があります。

必要検査
・ハンセン病 (Leprosy)
・結核 (Tuberculosis)
・薬物依存症 (Drug addiction)
・慢性アルコール中毒症 (Chronic alcoholism)
・象皮病 (Elephantiasis)
・第3期梅毒 (Tertiary-Syphilis)

ただ飲食業界などでは少し厳しく、この6つにHIV検査を追加した7つのチェックが必要な場合があるかもしれません。 事前にどの項目が必要なのかビザ取得代行会社やビザを担当しているスタッフに確認をしておいた方が良いです。

また補足として、健康診断をするときはワークパーミット証明用でチャチャっと片手間にやってしまう医師よりも、きちんと話を聞いて検査してくれる医師に診てもらった方が良いです。

というのも、私は以前2年連続で心音が引っかかり、日を改めて正式に診察を受けにいったところ心臓に問題があることが発覚しました。 その後、心臓の手術を行い無事回復しています。 もし医師がきちんと診てくれていなかったら今頃大変なことになっていたかもしれません。

注意
労働許可証取得のための健康診断書に必要な項目は、所属の会社の労働許可証の種類によって異なります。 指定項目がある場合はあらじめ確認が必要。
またイミグレーションの職員によりますがワークパーミット内に血液型の記載が必要な場合があります。 自分の血液型を知らないという方は、そちらも合わせて事前に調べた方がよいです。

 

サミティベート病院スクンビットへ健康診断を受けに行ってきた

今回はスクンビット・ソイ49にある日本人ご用達のサミティベート病院スクンビットに行ってきました。 ここはアクセスがいいということ以外にも、7〜20時の長時間に対応しているので仕事の就業前後で利用できます。

また、日本語通訳が必要な方は7〜18時ぐらいまで、日本語の話せるドクターを希望される方は8〜13時まで(土日もOK)対応していることが、行く決め手になっています。

今回は仕事の間が空いたので予約なしでふらっと行ってきました。


病院に着いたら日本人窓口で「ワークパーミット用の健康診断にきた」と伝え診察券を渡します。

診察券を作るのに必要な書類
・新規患者登録用紙(病院で記入します)
・保険証券
・パスポートのコピー

 


すると質問票を渡されるので氏名、現住所、パスポート番号と問診内容に答えます。 私は3年前に心臓の手術をしたことがあるのでここの手術歴のところに記入しました。

その後、身長、体重、血圧、動脈血酸素飽和度、脈拍、体温を測り、採血。その後、内科検診へと移動。(ここまで5分くらい)

 


内科検診の先生は日本語が話せる先生だったので、どういった経緯で心臓の手術をしたのか、定期検診は行っているかなどを話し診察台で腹部の触診、聴診器で心音を聞いて診察は終了。

以前のクリニックでは「心臓の手術をしました」と言っても「あ、それ聞いてないから……」と言われ、ホンマにここ大丈夫かよ…… と感じていたのできちんと話を聞いてくれる先生だと安心します。

 


最後に先生が記入した英語とタイの書類にサインをして、血液検査の結果を待ちます(約1時間ほど)。 書類は全部で3枚。 以前のクリニックの時は1枚だったのでなんか安心感がアップ。 またちゃんと心臓の手術歴についても書かれていました(これについても以前は書かれていませんでした……)

そうそう、待ってる間スタバでコーヒーを飲んでいたら「書類出来上がりましたよ〜」と電話をくれたのが何気に嬉しかった。 時間が無駄にならないのはいいですね。

 


その後、会計で1000B支払い完了です。

診察券を出してから終わりまで大体1時間。 昼休憩だとギリギリ厳しいかもしれませんが、予約なしで利用できるので少し時間が空いたらさっと受けに行くといいですよ〜

ちなみに健康診断書の有効期間は1ヶ月間です。

 

まとめ

ワークパーミット用の健康診断の受付時間

・日本語の通訳希望 7:00〜18:00(毎日)に来院
・日本語の話せる医師希望 8:00〜13:00(毎日)に来院

 

費用

・5疾患 600B(梅毒なし)
・6疾患 1000B(血液検査あり)
・7疾患 1700B(6疾患+HIV検査)
(費用は2018年6月現在)

 

予約

基本的に予約なしで受けられますが、時間指定やドクター指定の場合は下記の電話番号まで「労働許可証(もしくは運転免許証)のための健康診断予約」と伝える。
・日本人窓口:0-2022-2122〜4(7:00〜20:00 毎日)

 

持ちもの

・診察券
・パスポートのコピー(パスポートナンバーが載っているページ)
・現在の住所

 

施設詳細

サミティベート病院 スクンビット

場所:こちら
時間:24時間 健康診断は7:00〜20:00
電話:020-222-222(日本人窓口 0-2022-2122〜4 7:00〜20:00)
HP:https://www.samitivejhospitals.com/jp/
ワークパーミット用の健康診断は予約なしで受けられます。

 

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございました。

2 件のコメント

  • さすがにサミティベート、ちょっと高いですね。
    僕はカミリアンで2回、バンコククリスチャンで1回
    ワークパーミット用の健康診断書をとりましたが、
    600バーツくらいだったと思います。
    割と大きな私立の病院ですが、英語を理解するスタッフも少なく、
    日本語については皆無と言っていいと思います。
    在タイ歴の浅い人、タイ語が分からない人には
    ハードルが高いかもしれません。

    • でこすけさん

      日本人が多いのでその立地とバンコクに来たばかりの駐在員の方だと日本語話せるところは助かるかもしれないですね。
      ちなみに以前私もクリスチャンを使ってましたが塩対応されたのでそれ以降病院を変えました。。。 涙

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