タイ好きは必ず行きたい! タイの奇祭「ピーターコーン祭り」が想像以上に奇祭だった!

「メコン川沿いのノスタルジックな町」チェンカーンを巡る

2017.11.22

いよいよ楽しみにしていたピーターコーン祭りの当日。 宿泊していたチェンカーンから祭りが行われるダンサーイへと移動します。

 

 

 


チェンカーンの朝は托鉢から始まり通りには地元の人と観光客がぎっしりと並びお坊さんが来るのを待っている。 季節によっては近くのプー・トークから雲海を眺めるのも良いみたいだけど、それは今度の楽しみにしておこう。

 


泊まったオールド・チェンカーンにはレストランがないので提携先の目の前の食堂で朝食を食べる。

 


イサーンの朝食と言えばカイガタ。 パンに乗っけてサンドイッチのようにして食べるとめちゃうまい!

 


チェンカーンもダンサーイも同じルーイ県なのだが移動に2時間くらい時間がかかる。 そのため朝7時にホテルを出発して9時過ぎにダンサーイへと到着した。 街につくと渋滞に合わせて… ピーがいる!!

 


うおおおお!!! イベント会場に通じる通りが完全に歩行者天国となり地元の人が仮面を被って練り歩いている。 これがピーターコーン祭りや!!

ピーターコーン祭り
毎年6月~7月頃に開かれるピーターコーン祭りは、有名な仏教説話をもとにしたお祭りで、収穫前の雨乞いや、厄払いの目的があります。「ピー」=霊、「ター」=目、「コーン」=仮面劇という意味の通り、祭りのハイライトとなるパレードでは、人々が巨大でド派手なお面と、カラフルな衣装を纏って精霊になりきり、音楽に合わせて街を踊り歩きます。
引用:タイ政府観光庁

 


よく見ると伝統的なお面の他にもちょっと変わったオリジナルの仮面をつけてパレードに参加する人も多くいる。

 


このお面の精霊(ピー)はウェーットサンドーン王子(お釈迦さまの前世の姿)が帰郷するくだりで、この祭りのメインイベントとしてその様子を再現したパレードが行われる。 王子の帰郷を喜ぶ人々や精霊が賑やかなに仮装して参加するがこの祭りを有名にした。

 


ピーターコーンを知るのにまずピーターコーン博物館に行こう! ということでお寺内の敷地にある博物館へと行くことにした。 ってかお寺内もピーターコーン一色で色々やばい!

 


寺院はワークショップも開催されていて、なんとピーの衣装が着れるのだ! 年甲斐もなく衣装を着て記念写真を撮る36歳のおじさん

 


どんどんと奥へ進んで行くと博物館が現れた。 ここで情報をゲットしよう!

 


博物館の中はピーターコーンに関する様々な展示が見られる。一説によるとこの風習はランサーン王国(今のラオス)から伝わったものではないかと言われている。

 


ピーターコーンの語源には2つあって、1つは「人について行く精霊(ピータームコーン)」が変化したもの、もう1つは文字通り「仮面を被った精霊」という意味らしい。

 


博物館出て通りを奥へと歩いて行くとイベント会場についた。 ここでは多くのピーによるダンスが披露されてる。っと言ったら格好いいが町内会のイベント的な感じでゆったりとしていた。

 


それにしても色鮮やかな衣装と仮面。 この仮面は昔から変わらずフアットというもち米を蒸す竹のカゴとココナッツの幹。 これをつなぎ合わせて色を塗り、目の穴ととがった鼻をつければ出来上がり。 衣装はもともと家にあったボロ切れや蚊帳、古毛布を使うことが多かったが、今では色鮮やかな布で作るようになったららしい。 またスポンサーがついてロゴろつけたりする場合もあるとか。

 


ショーが終わると仮面を脱いで中の人が素顔を出した。 ショーで踊っていたのは地元の小中高生が多く怖い仮面とは違いあどけない笑顔をしていた。

 


イベント会場からパレードがスタート! その先頭にはピーを乗せたATVが先導する! しかしここで飛行機の時間がきてしまったのでピーターコーンのイベント会場をあとにすることになりました。

結果として大満足の2日間。 ピーターコーンの会場ではピーターコーングッズも販売していたり普段着られるようなTシャツも売られていたので諸々購入してきました。

まだ行ったことがないという方はタイに住んでいるときに1度は見に行った方が良いイベントの1つです。 今回のツアーに呼んでいただいたApex Travelさんありがとうございました! 来年も何か面白いイベントがあればお声掛けください!

2017年6月25日

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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