チャンタブリーはオールドタウンだけじゃない。 郊外こそアツいんだぜ。

週末の2連休を利用して前々から行きたいと思っていたチャンタブリー県に行ってきました。 チャンタブリーと言えばカトリック大聖堂とドリアン、宝石が有名ですが今回は少ししか出てきません。 と言うのも、今回の目的地は国立公園の「ナムトック・プリウ」自然溢れる国立公園が今回の目的地だからです。

チャンタブリー県
タイ東部カンボジア国境に近い宝石取引の街 隣接県のトラートと併せて、宝石の産出地となっているので宝石取引市場がある。 またトロピカル・フルーツの産地として国内では知られており、ドリアン、マンゴスチン、ランプータンなどの果物が県の主要産物となっている。

 


今回はバンコクからチャンタブリーまで車を運転して行った。 時間は大体3時間半くらいなので実はコラートへ行くよりも近くにあるってのに驚きです。 とりあえず今回の目的地のナムトック・プリウへ行く前に、ちょっと気になっていたチャンタブリーで徳の高そうなお寺「ワット・カオ・スキム」へと寄り道。

地図:ワット・カオ・スキム

 


ここワット・カオ・スキムは小高い丘の上に建立されているので長い階段を登って行く覚悟をしていったのだが、なんと無料のケーブルカーがついてる。 これでスーっと上まで上がって行きます。

 


丘の上に上がるとすぐに仏像があったのでサクッとお祈りを済ませ眺望スポットを探す。 山の上の方に伸びて行く階段を発見して進んで行くと… 僧房しかありませんでした。 事前にウェブで眺望が綺麗だと載っていた場所を聞いてみるとどうやら寺の上からの景色らしい。

 


信者から寄付されたお宝がそのまま博物館になっている寺の中に入り階段を進んで行くと。

 


屋上に到着。

 


屋上からの景色はなかなか良く、遠くの山や寺院などまでパーっと見えます。 まあまあ景色はいいけれど観光で来るならまあ1回来たら2回目はええかな〜って感じのお寺ですね。 はい。

 


ワット・カオ・スキムで徳を積み、30分ほど車を走らせてやって来たのが、今回の目的地であるナムトック・プリウ。 ここはチャンタブリー市内から車で約20分の距離にある134.5平方メートルの大きさを誇る熱帯雨林の国立公園。

場所:ナムトック・プリウ

 


入り口を入ってすぐ左手に川が流れている。 そして、魚影の数。 この魚たちが今回のメインだが、とりあえず奥に滝があるので向かいます。

 


滝へと向かう途中には1881年に国王ラマ5世によって建てられた苔の生えた神秘的な仏塔があった。 初めてこんなにびっしりと苔の生えた仏塔を見たのでかなりテンションがアップ。 どこかアニメの世界にでも紛れ込んだかのような雰囲気が漂っています。

 


この仏塔の先にある場所からプリウの滝が一望できる。 くるっと回って滝壺の方まで近づいてみると…

 


ギャァァァァァー!!! 魚多すぎ! 国立公園内なので釣りが禁止されているのかちょっとこれ増えすぎ! 足だけでもと思って息子を抱えて水の中に入れようとするがビビって仰け反り状態!

息子を嫁さんに預けて水の中に入ってみると小魚に嚙み付けれまくる。 獰猛なドクターフィッシュという感じで古い角質とカサブタを噛まれまくり。

プリウの滝にいる魚はコイの一種Soro Brook Carpという魚。

 


ちょっとここは魚の数が多すぎるというので下流に移動。 山間の川ということもあってちょっとした濁流ポイントもあり見てるだけでも楽しい。

 


少し下流へと行くと魚も少なくなり足場も砂ということで息子と一緒に遊んだ。 上流ではビビって泣いていた息子も最終的に「帰りたくない!」と泣いていたのでよっぽど楽しかったのだろう。

 


【動画】国立公園の川で遊ぶ息子。 周りには魚の群れ。

 


ナムトック・プリウは17時までだったので、ちょうど日が暮れる時間にチャンタブリーの市内へと向けて出発。 国立公園の案内看板にはトレッキングやキャンプもできるというふうに書いてあったけど、ネットの情報では「園内にはトラやクマ、シカやヤマアラシなど様々な動物も生息しています。アクティブな休日には、マイナスイオンをたっぷり浴びながらジャングルの中をトレッキングして明日への活力を養ってみてはいかがでしょうか?」と書いてあった。

って、これ普通に危険なやつじゃね?

 


ということで、日が沈んだくらいに今回の宿、チャンタブリーのオールドタウン内にあるホステル「Tamajun Hotel」に到着。 ホテルを出れば歩いて主要な観光ポイントに行けるのとリバーサイド沿いの立地というのが良かった。 部屋はシンプルで寝るだけと言った感じだが基本清潔なので◎

チャンタブリーでで宿泊したホテルはココ!

Tamajun Hotel

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荷物を置いて散歩に出かけると静かな雰囲気の中にもちょっとしたおしゃれなレストランがあって、フラっと入ってしまいたくなるような気分にさせられる。

 


どこで食事をしようかと思ったけど結局、泊まってるホテルがリバーサイドだったということもありここのレストランで食事をすることにした。 少し遅い時間になれば生バンドも始まりゆっくりと酒と旅情を感じられるだが、この時は日中の疲れが出てしまいすぐに寝てしまった。

 


翌日、朝食を食べたあとはオールドタウンを通りチャンタブリー市内観光の目玉「カトリック大聖堂」を目指す。 途中のオールドタウンは雰囲気のある建物が多くついつい足を止めて中を覗いて見たくなる店が多かった。 ちなみに写真の建物はゲストハウス。

At Rimnam Chan Hostel

Booking.com

 


チャンタブリー市内観光のメインとなるカトリック大聖堂。 1711年に建てられた国内最大級の教会はオールドタウンからでも十字架が見えるくらいの大きさ。 「そもそもなんで教会なの? タイと言えば寺やろ!」って思うかもしれないが、チャンタブリーはフランスの統治を経たり、ベトナムからの移民を多く受け入れた歴史があるので街中には教会やお寺、廟などが多文化が混ざり合っている。

建物はフランスのノートルダム大聖堂を真似して建てられておりマリア像は純銀と宝石で作られていた。

 


この日は日曜日ということで日曜礼拝が行われていた。 普段お寺ばかりに行っているのでなかなか新鮮。 奥のステンドグラスには聖人が描かれていた。

 


教会からオールドタウンに戻る途中で見つけたチャンタブリーオールドタウンの地図。 左がカトリック大聖堂で、右の赤い印の近くに泊まっていたホテルがある。 距離としては約1キロくらいなので散策にはちょうど良いくらいかな。

 


そしてチャンタブリーと言えば宝石。 ここには宝石の原石が取引される問屋街があり鑑定が行われる。 机に並べられた鑑定の様子はなかなか面白い。 ってか、警備員とか全くいなかったけど大丈夫なのか?

鑑定日:金〜日 9時〜15時ごろ

 


またオールドタウン内の博物館に寄りチャンタブリーの歴史を写真で見たりした。 話を聞いてみるとオールドタウンの街並みを残そうと政府から助成金をもらいミュージアムができたらしい。 また歴史的な建造物の保全と地域のコミュニティの活性化も行われているみたい。

 


通りに面している廟の舞台では中華劇がやっていたが観客は誰もいなかった(練習かも)

 


その後、チャンタブリーを出発しバンコクへと戻る途中で寄り道をしたビューポイント。 チャルンブーラパーチョンラティット通りは東部地方でも最も美しい海岸通りとしても有名。  ナーンパヤー丘展望台からはよくタイのガイドブックで見る景色があった。 この日は曇っていたけれど晴天ならなかな良い写真が撮れると思う。

地図:Noen Nangphaya Viewpoint

 

まとめ

初めてのチャンタブリーめっちゃよかった。 っていうか、ナムトック・プリウ(プリウの滝)良すぎた! 今度はテントを持っていきたい観光地の1つになった。 次回は「タイ12の秘宝」の表紙になっているカオキチャックにでも行こうかなっと。

 

2017年11月18日〜19日

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